三井住友海上、6月に「インバランスリスク補償保険」の販売開始を発表

2022.05.13

10日、三井住友海上火災保険株式会社は、オーダーメイド型の「インバランスリスク補償保険」の販売開始を発表した。
同保険は、2022年6月からの販売を予定している。


同保険は、再エネの発電事業者やアグリゲーション事業者等を対象に、「天候の変化や発電設備の損壊などによって発電実績と発電計画に差分が生じた場合に再エネ発電事業者等が被る損失」を補償するとのこと。
事業者ごとのリスク状況に応じてオーダーメイドで提供を予定している。

保険商品の開発には、今年4月からFIP制度がスタートしたこともあり、電事業者、アグリゲーション事業者に対して正確な発電量予測が求められ、事業者にとってインバランス料金の支払い責務が大きな負担となりえることが背景にある。同社は、2021年6月に経済産業省の「令和3年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」に参画したことを挙げ、実証実験で得た知見や実証結果を活かし、当保険の開発を行ったとのこと。

 

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引用:三井住友海上火災保険株式会社

 

[参考]
三井住友海上火災保険株式会社 再生可能エネルギー発電事業者・アグリゲーション事業者向け 「インバランスリスク補償保険」の販売開始
三井住友海上火災保険株式会社 「再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」へ参画



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