再エネ設置を3Dシミュレーション、東北電力グループ

2022.10.14

13日、東北電力グループの東北緑化環境保全株式会社(以下TRK)は、再生可能エネルギー発電施設などの開発による景観への影響を3Dシミュレーションで確認するシステムを発表した。太陽光や風力などの再生可能エネルギー発電施設の様々な視点からの見え方や天候、時間帯などの条件を変えて再現できる。


従来は再エネ開発において事業計画を説明する際、イメージ図や模型を使うのが主流であった。

今回TRKが開発したシステムは、国土地理院などの公開データを基にし3D技術を活用。
設備の規模や場所などを変化、調整してシミュレーションすることにより、周辺環境に与える影響が小さいものが視覚的に分かるようになる。

大規模な再エネ開発は、環境への影響や景観変化への懸念が多く、地域住民が開発を反対するケースが相次いでいる。
場合によっては開発がとん挫するなどのトラブルへ発展することもあり、こうしたシミュレーションを住民説明会などで活用することで、開発への理解を促し地元との円滑な合意形成につなげる。
 

[参考]
東北緑化環境保全株式会社 http://www.tohoku-aep.co.jp/



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