第3回FIP入札結果は落札出力約10倍増加、FITは落ち込み。

2022.11.30

25日、電力広域的運営推進機関から太陽光第14回、2022年度では3回目となる入札結果が公表された。
今回の入札において、「FIP」で落札された合計出力は約137MWと前回の10倍近くに増加(前回値、約14MW)。急増の要因は、前回落札が無かった特別高圧に連系する大規模案件が、今回2件(28.8MW、94.16MW)落札したことが影響したとみられる。


第3回となる今回は、FIP入札において合計出力は増加したものの、落札件数自体は1件の増加に留まる。
また、FIT入札(発電設備の出力が250kW以上1,000kW未満の太陽光発電設備)は50MWの募集要領に対し、約11MWの落札と低調。
2021年度から入札制度の見直しが行われ、競争入札が期待されたが、いまだ制度改正効果は表れていないようだ。


2022年度最後の入札となる第4回FIP対象の募集は、上限価格が9.63円/kWh、募集容量は第3回同様175MWとなる。

 

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[参考]
電力広域的運営推進機関 太陽光第 14 回入札(令和4年度第3回)の結果について
電力広域的運営推進機関 太陽光第 15 回入札(令和4年度第4回)の募集容量について


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