4日、岸田首相が年頭記者会見にて脱炭素の実現に向けたクリーンエネルギー戦略の策定をめぐり「送配電インフラのバージョンアップなどに方向性を見いだす」と表明した。再生可能エネルギーの普及のため次世代送電網を増強する。

政府が2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル目標を掲げるなか、首相は今回の会見で「炭素中立型に経済社会全体を変革していく」と強調した。
また、気候変動危機への対応を主導するうえで「幅広い議論」を行っていくべきとの姿勢を示し、多くの論点に方向性を見いだしていくとしている。

＜岸田首相の示した論点＞

■再エネ大量導入時代に向けた送配電インフラのバージョンアップ
■再エネ最優先のルール作り
■通信・エネルギーインフラの一体的整備
■蓄電池への投資強化
■非炭素電源の技術革新・投資強化
■地域における脱炭素化
■炭素中立型の産業構造への転換など…

出所：首相官邸

[参考]
首相官邸｜https://www.kantei.go.jp/
岸田内閣総理大臣年頭記者会見　https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0104nentou.html

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