脱炭素化事業への融資会社設立で全国説明会開催(環境省)

2022.07.08

5月に参議院本会議にて可決、成立した「改正地球温暖化対策推進法」にて、民間の脱炭素事業に資金支援する、新たな官民ファンド「株式会社脱炭素化支援機構」の設立が掲げられた。そこで、当機構活用にあたって環境省はこの度、実務等に関する説明会を各地域で開催するとして申し込みを開始した。


当機構は、再生可能エネルギーの導入や森林保全、使用済みプラスチックのリサイクルなど環境配慮や地域への貢献、収益性など国が定める基準にのっとった事業を支援対象とすることを発表している。(総事業費1千億円規模、22年秋ごろ“脱炭素化支援機構”を創設。

 

▮ 開催概要(報道発表資料より抜粋)

環境省では、地球温暖化対策の更なる推進を目的として脱炭素化につながる様々な事業活動に対して資金供給やその他の支援を行う株式会社脱炭素化支援機構を令和4年10 月中に設立すべく、準備を進めているところです。本機構は、脱炭素化に貢献するものの前例に乏しく投融資の判断が難しい、認知度が低く関係者の理解が得られにくい、等の理由から民間での資金調達が難しい事業に対しても資金供給を行い、民間資金の呼び込みを図っていく予定です。 この度、地域の事業者、金融機関、自治体等の皆様に、本機構の御紹介をさせていただくとともに、このような脱炭素事業に対する資金ニーズをお持ちの事業者等との個別相談会を開催させていただきたく、御案内させていただきます。是非御参加ください。

※ 本機構の資金供給とは、補助金ではなく、出資やメザニンファイナンス(優先株・劣 後ローン・劣後債等)等になります。

 

▮ 開催地域

北海道札幌市
宮城県仙台市
埼玉県さいたま市※
愛知県名古屋市
大阪府大阪市
岡山県岡山市
熊本県熊本市

※ 8月24日(水)に開催を予定する【さいたま市】説明会のみ、先着500名でオンライン開催も実施
※ 詳細は環境省の報道資料を参照ください。

 

 

〈関連記事〉
総事業費1千億円規模、22年秋ごろ“脱炭素化支援機構”を創設。

 

[参考]
​環境省 株式会社脱炭素化支援機構に関する全国説明会の開催について
参議院 第208回国会「地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案」
環境省 脱炭素ポータル「脱炭素化支援機構の創設を検討しています」
環境省 『株式会社脱炭素化支援機構の設立に向けた検討状況について』



 logo_001

ゼロFITナビは、RE100電力が運営する非FIT再エネ電源専門のポータルサイトです。
当サイトは、近年需要の高まる“非FIT” 発電所の 売買やプロジェクトを通じ、非FIT太陽光発電所を必要としている再エネ需要家と、
供給の担い手である再エネ事業者のプラットホームとして ソリューションをマッチング。
法人さまの企業経営課題を包括的にサポート、解決いたします。


ページトップに戻る