環境省は、今年1月から2月にかけてに募集を行った「脱炭素先行地域」に第1弾として19道府県、合わせて26か所を選定したと公表した。
「脱炭素先行地域」は電力消費に伴う二酸化炭素の排出を実質ゼロにするなどを地域特性に応じた取り組みを実施するなどで、2030年度カーボンニュートラルを実現する地域。国は今後も100か所以上を選ぶ方針。

選定都市は次のとおり。

北海道・・・石狩市など3か所
東北地方・・・宮城県東松島市など3か所
関東甲信越・・・埼玉県さいたま市など5か所
東海・北陸・・・愛知県名古屋市など2か所
近畿地方・・・滋賀県米原市など5か所
中国地方・・・鳥取県米子市など4か所
四国地方・・・高知県梼原町の1か所
九州・沖縄・・・熊本県球磨村など3か所

政府は選ばれた地域に対し、令和4年度予算案に要求している200億円の交付金の配分を優先的に行い、「先行地域」から全国に「脱炭素」の取り組みを広げていきたい考え。

［関連記事］
自治体の脱炭素化へ向け財政支援（環境省）　https://zerofit.jp/new/news/9807.html
「脱炭素先行地域」取り組み自治体を募集（環境省）　https://zerofit.jp/new/news/9516.html

[参考]
環境省　脱炭素先行地域選定結果（第１回）について
環境省　別添１ 脱炭素先行地域選定結果（第1回）一覧

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