環境省は、今年7月から8月にかけてに募集を行った「脱炭素先行地域」の第2回公募より17道府県、合わせて20か所の地域を選定したと公表した。
選定数は、第1回公募の26地域地域から減少。同省は2025年度までに少なくとも100か所以上を選ぶ方針。

「脱炭素先行地域」は電力消費に伴う二酸化炭素の排出を実質ゼロにするなどを、地域特性に応じた取り組みを実施することで2030年度カーボンニュートラル実現を目指す。政府は選ばれた地域に対し、令和4年度予算案に要求している200億円の交付金の配分を優先的に行い、「先行地域」から全国に「脱炭素」の取り組みを広げていきたい考え。

第2回の選定都市は次のとおり。

北海道・・・札幌市など2か所
東北地方・・・岩手県宮古市など2か所
関東地方・・・栃木県宇都宮市など7か所
中部地方・・・長野県飯田市など2か所
近畿地方・・・滋賀県湖南市など4か所
中国地方・・・山口県山口市のみ
四国地方・・・該当地域なし
九州・沖縄・・・宮崎県延岡市など2か所

環境省 『脱炭素地域づくり支援サイト』

［関連記事］
自治体の脱炭素化へ向け財政支援（環境省）　https://zerofit.jp/new/news/9807.html
「脱炭素先行地域」取り組み自治体を募集（環境省）　https://zerofit.jp/new/news/9516.html
第1回「脱炭素先行地域」選考結果および自治体名を公表（環境省）　https://zerofit.jp/new/news/10229.html

[参考]
環境省　https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/assets/preceding-region/2st-DSC-kekka.pdf
環境省　https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/assets/preceding-region/2st-DSC-kekka-gaiyo.pdf

ゼロFITナビは、RE100電力が運営する非FIT再エネ電源専門のポータルサイトです。
当サイトは、近年需要の高まる“非FIT” 発電所の 売買やプロジェクトを通じ、非FIT太陽光発電所を必要としている再エネ需要家と、
供給の担い手である再エネ事業者のプラットホームとして ソリューションをマッチング。
法人さまの企業経営課題を包括的にサポート、解決いたします。

Tweet